デジタルパーマのこと
女性の方が美容院で普通のパーマではカールがつきにくかった髪の人そしてパーマをかけたことがあるけれど今まできれいにパーマがかからなかった・・という人にも、デジタルパーマはオススメのようです。
デジタルパーマは逆をいうと細くて、やわらかく、直毛の人にはあまり向きませんからどうしてもデジタルパーマを掛けたい時は担当の美容師に 相談してかけると良いでしょう
パーマを維持させるには
パーマをあてた時、仕上がりはいつもキレイにできあがりますが1週間たつとすぐにパーマがおちてしまう人がいます。これを髪質の問題と思っている人がいますが、その原因をきっちり弁えておくといいですね。 キレイにウェーブを維持させる、とっておきの方法があります。
パーマが落ちる原因のひとつにパーマをあてた当日、髪を洗ったりしていませんか?パーマはキューティクルを開いて髪の内部のタンパク質の結合をパーマ液で切断し、ロッドなどで曲げた状態で再結合してウェーブを作ります。パーマをあてた当日に髪を洗うと、キューティクルが閉じきってない状態なので、髪の内部結合が流出してしまいパーマが落ちやすくなります、パーマをあてた後など髪が痛んだ状態は、通常の健康な髪の水分の量より乾いた状態になりますから、水分を補充してあげることが重要です。トリートメントをしっかりしてあげるようにしましょう。また、髪を洗う時は髪に負担の少ない洗浄力の優しいシャンプー剤を使うようにしましょう。洗浄力の強いシャンプー剤は、髪に負担がかかるだけでなくパーマのウェーブだれを引き起こしてしまうので要注意です。
ストレートパーマについて
クセ毛はナゼ起こるのでしょうか?髪の毛は、表面からキューティクル、コルテックス、メジュラというもので構成されています。
2番目の層である「コルテックス」には、比較的水分を吸収しやすいタンパク質「Aコルテックス」と逆に水分を吸収しにくいタンパク質からなる「Bコルテックス」という2種類の成分があるといわれています。
クセ毛はこの2つの層のバランスが崩れて起こる現象です。日本人の髪質の特徴として、Bコルテックスの比率が高いために乾くとクセが出るのです。
クセ毛は、毛一本の中にも凹凸があり、それを均等の太さにするために強い化学薬品やアイロンを使って髪の表面を溶かし化学物質やシリコンなどで人工的なキューティクルを作ってストレートにします。そのために髪の毛はアルカリ性になり、しばらくして表面的なコーティングがはがれだすと大切な水分やタンパク質が逃げて行きます。
そして伸びてもホウキのような髪の毛になって、クセが一層ひどくなってしまうのです。クセ毛の人でも髪が濡れているときはクセが落ち着き、ある程度ストレートになりませんか?
化学薬品やアイロンの熱に頼って、タンパク質を壊しキューティクルを溶かして無理矢理ストレートヘアにするより理論的には髪を乾かしても、髪の内側が濡れたときと同じ状態にできれば、髪に負担をかけることなくストレートヘアにできます。
つまり、 アミノ酸、コラーゲン、ケラチン、ヒアルロン酸など髪と同じ成分で保湿効果の高い天然素材をたくさん髪の中に摂り入れて、髪の中の水分を逃がしにくくすることで、濡れた状態を保つことでストレートヘアの状態にできるのです。